瀬戸内市地産地消ヘルシータウン推進協議会
2019年11月21日(木)
ミツクラ農林による出前授業@邑久小学校を取材しました!
出前授業~瀬戸内市の地場産物を学ぶ~ in 邑久小学校
瀬戸内市立邑久小学校3年生約140人は、社会科授業の一環として、瀬戸内市農林水産課職員さんとミツクラ農林スタッフさんから、教科書には載っていない「瀬戸内市のめぐみ」を勉強しました。
まずは、ミツクラ農林さんから。
「マッシュルームを食べたことがある人?」という投げかけに、ほぼ全員が「は~い!」と元気よく手をあげていました。日本ではまだ「マッシュルーム=特別なきのこ」というイメージがありますが、瀬戸内市の家庭では食卓によく登場し、子どもたちも大好きな食材のようです。栽培工程の話を聞きながら、みんなメモメモメモ。「微生物」「重さの単位」「漢字の読み方」など、別教科で学習していることも説明の中にはあり、真剣に聞いていました。
質問タイムでは、
Q「どんなことに注意して育てていますか?」
Q「これからどんなマッシュルームを作っていきたいですか?」
Q「一つのたい肥枠から何個採れますか?」
Q「ホワイトとブラウンの違いは?」
Q「1年間で何個収穫できるの?」
Q「どうして“ミツクラ”という名前なのですか?」
Q「なぜ、この仕事をしたいと思ったのですか?」
などなど、たくさん手があがりました♪
そして、お待ちかねのマッシュルーム収穫体験♪
最初は(傷をつけてはいけない…)と恐る恐るだった子どもたち。
「俺、土の中に埋まって大きくなるかと思っていた」
「私は木にひっついているかと思っていた」
「表面がちょっとべたべたする~」
「あれ?土が臭くない?」(←たい肥はわらと馬糞を混ぜて発酵させているという説明を聞いていたため)
との声が上がっていましたが、「あ!結構簡単!」と、どんどんと笑顔で収穫しました。
摘んだばかりのマッシュルームを顔元に近づけて「あ~~~いいにおい~~~。早く家に帰って料理してもらいたい~~~」と、うっとりする生徒が何人もいましたよ。
「どんな料理を作ってもらいたいの?」と尋ねると、「スープ!」「ハヤシライス!」「カレー!」などなど・・・。先生は「私はアヒージョ!」と答えてくださいました。
瀬戸内市の農林水産業についてのおはなし(瀬戸内市役所農林水産課)
そのあと、市職員による「瀬戸内市の農林水産業」の授業。いろんな写真を見ながら、「ここ行ったことある!」など盛り上がっていました。冬瓜(とうがん)のスライド写真を投影しながら「このお野菜知っている?」と聞くと「とうがん!給食で食べたことある!」という声が多く、給食で取り入れた地場産物が子どもたちの思い出つくりにもなっているのだ、と感じました。
この日の給食には、ごろごろマッシュルームがたくさん入ったクリームシチューが登場!早く家に帰って食べたかった子どもたちも大喜びしていましたよ。
(記:長船地区在住 川島会員)